学校の様子
「人権デー」とは、月に一度人権デーを設け、ショートホームルームの時間に、人権に関する資料をもとに、全校で様々な人権について考えるものです。
上浮穴高校では、全ての教育活動の中で、人権尊重の精神を養い、同和問題をはじめとする様々な人権問題についての認識を深め、差別のない民主的な社会を建設しようとする意欲と実践力を育成しているところです。
「人権デー」の活動は、生徒人権委員会が中心となり行われているもので、各ホームルームから選ばれた生徒人権委員が資料の朗読を行い、その資料に対して、全校生徒が一人一人、自分の考えを文章にまとめるものです。また、昨年度からは保護者様にも同様の資料をお渡しすることで、学校の取組をお伝えし、様々な御意見をいただいています。
この日は、-インターネットとプライバシー-と題して学習しました。
皆さんの中にも、SNSを利用している人が多いと思いますが、安易に投稿したり、投稿されたりすることによる、プライバシーの侵害が多く起こっています。どんなに親しい友人であっても、SNSに投稿する際は、相手から承諾を得たり、映る場合は自分の意思を示したりするなど、細心の注意を払う必要があることを理解しておきましょう。自分の映っている画像や動画を投稿されることが嫌な場合は、相手に必ずその意思を伝えましょう。皆さん一人一人が過ごしやすい社会になるよう、自分のできることを考えてみましょう。


学校の様子
学校の様子
上浮穴高校での給食提供が始まり、早いもので半年がたちました。そこで2年生普通科 総合的な探究の時間「くまたん」では、給食の魅力を伝えるために給食アンケートを実施しました。
調査した1週間のうち、一番人気があった給食が下の写真です。

主食(ごはん) ゆかりごはん
主菜(おかず)こんさいサラダ、おさつチップ
副菜(麺類) カレーうどん
この日の給食が一番人気だった理由は、まだ肌寒い日だったため、温かいボリューム満点のカレーうどんは、生徒の好きなカレー味、さらには混ぜご飯、さつまいもと、好きなメニューが多かったからだと思います。この日は、午後の授業も元気にがんばれました。
私たちは久万高原町の野菜をふんだんに使った、温かく美味しい料理を提供していただき大変喜んでいます。
詳細は、3月16日(木)くまたん年間発表会で発表する予定です。
学校の様子
3月10日(金)、普通科2年生18名が、科目「現代社会」と「コミュニケーション英語Ⅱ」のコラボ授業で、キプロスにあるイースタン地中海大学のデニズ先生に、Zoom通信を使ってインタビューを行いました。デニズ先生は、キプロス在住のトルコ人で、ご家族はトルコにいらっしゃいます。
2月6日、トルコでは大きな地震がありました。死者は5万人を超えています。被害を受けた地域は、内戦や民族問題など、複雑な事情を抱えています。今回のインタビューは、トルコやシリアの状況を理解することを目的に行われたものです。
日本語が話せないデニズ先生にインタビューするために、生徒の皆さんは、英語で質問を考え、インタビューに向けて準備しました。
インタビューでは、トルコの文化や、キプロスとトルコの違い、キプロスの紛争、トルコ大地震について質問しました。日本というと、「車とテクノロジー」が思い浮かぶというデニズ先生。日本車に乗っているそうです。生徒の皆さんは、デニズ先生のお話のなかでも、ハルミチーズというキプロスのおいしいチーズが気になったようでした。
トルコ大地震については、「トルコ南部は、歴史的なお城があるきれいな場所ですが、地震のあとどうなっているのかは分かりません。シリア難民についても、正確な状態が分かりません」とのことでした。
日本人として何をしたらよいかという質問には、「日本が地震からどうやって復興したか、経験や知識を共有してほしい」と答えていただきました。最後に、生徒の皆さんから、「トルコ大地震に驚き、私たちにできることがあるのではないか、と考えている。募金活動を始めたい」と思いを伝えました。
英語を使って、直接トルコの方のお話を聞くという今回のインタビューでは、普段の学習の成果を生かし、さらに力をつけることができたのではないでしょうか。皆さんの真摯な思いも、デニズ先生に伝わっていることと思います。









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