沿革

『久万町誌』

 上浮穴農林学校は昭和15年(1940年)に設立されたが、当時上浮穴には県立中学(現在の高校に相当)はなく、志を抱く多くの子どもたちは、遠く他郡市で学ばねばならない状態で、本人の不便はもちろんのこと、保護者の負担は多額にのぼり、そのために進学する者もわずかであった。

校章

★ 単独放射模様といわれる形式を用いている
★ 外の三稜は雪の結晶より選び、知・情・意を表象し、若葉は生成発達を意味する
★ 内側の三稜は勤勉・純真・温和な地域の特性を表す
★ 中心の円は日輪を表象したものである

 

校歌

一 石鎚の嶺 起き伏すきはみ
    雲は湧く 雲は湧く
   いや高き希望を胸に
   いのち燃ゆる 学徒われら
   ひたむきに 真理尋ねん
    上高 上高 ああわれらが母校

 二 仁淀の湍 激するほとり
    霧深し 霧深し
   玉と澄む清流に学ぶ
   なさけあつき 学徒われら
   おほらけく 良心みがかん
    上高 上高 ああわれらが母校

 三 自然のさとし 我師の教へ
    力充つ 力充つ
   夢を追ひよろこび集ふ
   誇り溢る 学徒われら
   もろともに 助けはげまん
    上高 上高 ああわれらが母校