令和4年度 第3学期始業式を行いました
2023年1月10日 09時46分
学校の様子
【令和4年度 第3学期始業式 校長式辞】
皆さん、令和5年となりました。第3学期始業式にあたり、式辞を申し述べます。
昨年末、久万高原町は、歴史的な豪雪となり、本校でも、膝の上までもの積雪がありました。町内で被害にあわれた方々がいらっしゃり、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。
現在、町内では、除雪作業が進んでおり、交通も回復を見せてきました。町内各所において、地域の皆様や役場、企業の関係者の皆様等が一致協力して作業する光景を拝見して、久万高原町住民の団結力を目の当たりした思いがいたしました。校内においても、先生方には、除雪作業に奮闘いただき、駐車場や通路が確保できたところです。先生方、本当にありがとうございました。
一方、令和元年度末に始まったコロナ禍は、丸3年を迎えようとしていますが、未だ収まる気配はなく、年の初めから、一段と気を引き締めて生活していくことが求められる状況にあります。
現在の変異株は、強力な感染力を持っていると聞きます。私たちとしては、これまで以上に、密を避け、不織布マスクをきちんと着用し、手洗いや消毒を励行しなければなりません。他県の状況に見られるように、今後、医療体制が逼迫することも懸念されています。逼迫を回避する役割、そして、命を守る役割を皆さん一人一人が担っています。
3学期は、大学入試、高校入試があるほか、1年間の学びをまとめる大事な時期にあたります。学びを止めない役割も皆さん一人一人が担っています。新型コロナウイルスが身近にあるものと捉え、地道な感染防止の取組を続けていくほかはありません。引き続き、感染回避行動を徹底してください。こうした対策は、季節性インフルエンザの同時流行に備えることにもなりますので、よろしくお願いいたします。
さて、3学期が始まります。私は、2学期終業式において、3学期に飛躍できるよう日々の努力を継続していただきたいということをお話ししました。取り組んでいただけたでしょうか。
3学期当初にあたり、各学年に次のお願いをしたいと思います。3年生にとっては、仲間と一堂に会して学ぶ時間は、あと3週間ほどとなります。1日1日を大切にしていただくとともに、進路実現に向けて悔いの無い日々を過ごしていただきたいと思います。
2年生の皆さんは、第3学年0学期と考え、最高学年としてのスタートを準備してください。
1年生の皆さんは、4月には、後輩ができます。頼られる先輩としての準備をお願いします。
これらのお願いとご自分の目標に沿って、第3学期を充実したものにしていただきたいと思います。
ところで、「今月の言葉」は、徳川家康の「正月暁天より、その年の大晦日と心得るべし」という言葉としています。この言葉は、「まだまだ時間があるなどとは考えず、年の初めから、その年の終わりであるくらいの意識で取り組む」ことを説いた言葉です。3学期は、本当に短い学期です。時間を大切にして過ごしていただけたらと思っています。
最後に、この3学期が、本年度の総仕上げにふさわしい学期となることを祈念するとともに、皆さんの健やかな学びが続いていくことを願って、式辞といたします。








