第9回くままちひなまつりの準備をとおして
2023年1月27日 19時58分
学校の様子
春を待ちわびる久万高原町の一大イベント「くままちひななつり」
残念ながらコロナ禍で中止になっていた「くままちひなまつり」ですが、今年は3年ぶりに実施されることとなりました。
雪がちらつく1月27日(金)、3年生の森林環境科18名と2年生の普通科19名が、一日かけて、地域の方々とともに、「あけぼの座」で「くままちひなまつり」の準備を行いました。
本校、森林環境科では以前から地域との連携が盛んに行われてきました。
普通科では、今まで以上に学校から飛び出し、久万高原町の地域資源を生かしながら、自分の進路と絡めた取組にすることで、“地域が学びの場”にしたいと考え、今年度から、総合的な探究の時間『くまたん』が始まりました。
『くまたん』には、久万(くま)高原町という地域を題材に、探(たん)究したいとの熱い思いが込められています。
本校では、何か地域と連携できる大きな取り組みはないか模索していたところ、実行委員会様から声をかけていただきました。
以前は、段飾りの見事なお雛様を飾る家庭が多かったように思いますが、今は住宅事情、少子化等によりお雛様を飾る家庭が減少しています。私は、会場いっぱいに飾られたお雛様一体一体に、娘の成長と健康、幸せを願って購入してくれた贈り手の気持ちが満ち溢れながらも、その役割を果たした今、再び、お雛様が日の目を浴びる場所を与えられたことに、とても喜んでいるように思えてなりませんでした。
準備の段階でこれだけの迫力なのですから、全ての飾りつけを終えた時のことを想像すると、今から楽しみでなりません。
上高では、久万高原町全体が学ぶ場であると考えています。今回、準備に関わってくれた、また、今後関わろうとしている生徒一人一人が、何かを感じ取り、新たな一歩を踏み出してくれることを期待しています。
今回、このような機会を与えていただきました関係者の皆様に、心からお礼申し上げます。














