節分
2024年1月29日 14時06分朝起きると、テレビから「今週末は節分です。」との声が聞こえてきました。
節分とは、「邪気を払い無病息災を願う、新年を迎える立春の前日の行事」ですが、昔から、冬から春になる頃を1年のはじめととらえ、特別な日と考えられてきました。
昔から、「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、「この時期はまだ寒く、体調を崩しやすい」ことから豆まきが行われてきたようです。
では、なぜ豆をまくのでしょうか。
豆まきに使う「豆」、つまり、穀物には力があり、まいた場所は清められ、聖域になるとの考えがあるようです。
私の地元、鬼北町(日本で唯一、地名に「鬼」の名が付く)では、「福は内」「鬼も内」と言いながら豆をまいているようですが、良い鬼もいるため、それを呼び込むという優しい考え方であるようにも思います。
また、今や節分の定番ともいえる恵方巻きは、節分に恵方を向き、願い事をしながら太巻きを黙々と最後まで食べるというもの。「食べる」つまり、鬼退治という意味合いもあるのでしょう。ちなみに、今年の恵方は「東北東」です。
春はもう、近くまで来ています。
週末には、恵方巻きでも買ってみようかな。