生徒・保護者の皆様へ
本校の現在における感染防止対策等については、4/8(金)の「お知らせ」に沿って対応しているところです。
本県の警戒レベルは、4月1日から「感染警戒期」に移行した状態ですが、この度、県教育委員会から、5月以降、本県・全国ともに、陽性確認が減少傾向にあること、及び熱中症のリスクが高まる季節を迎えることから、県立学校の措置方針を見直す旨の通知がありました。これに沿い、本校における対応を次のとおりといたしますので、生徒・保護者の皆様におかれましては、趣旨を御理解の上、御協力をお願い申し上げます。
なお、県内では、学校において依然としてクラスターの発生が散見されることから、引き続き、基本的な感染防止対策や健康観察、体調不良時の受診等を徹底いただきますとともに、これからの時期は特に熱中症リスクを考慮し、適宜マスクの着脱やこまめに水分補給を行うなど感染予防と熱中症対策の両立を強く意識した行動についても、十分留意いただきますようお願いいたします。
【今回の主な変更点】
◎ 部活動にかかる県外校との交流について
県外校との交流は、現在、日帰りに限定する考え方ですが、新チームへの切り替えとともに夏季休業中の部活動の計画を始める時期であることを考慮し、来週20日(月)から、宿泊を伴う県外校との交流についても、訪問先等の感染状況を踏まえ、学校長の判断のもと、十分な感染症対策を行った上で実施することを可能とします。
◎ マスクの着用について
これからの時期に特に留意を要する熱中症対策との両立について、考え方を整理しています。
1 教育活動の制限について
〇 身体接触を伴う体育や、合唱・管楽器演奏・調理実習等の授業等については、学校長の許可のもと、健康観察や換気、身体的距離の確保や手洗いなどの感染症対策を徹底し、注意して行います。
2 部活動について
〇 練習試合や合同練習は、必要な感染対策を講じた上で、注意して実施します。特に宿泊を伴う県外校との交流については、訪問先等の感染状況を踏まえ、学校長の判断のもと、十分な感染症対策を行った上で実施することを可能とします。
〇 公式大会等については、主催者が定めるルールや制限を厳守し、移動や食事、更衣室での休憩等、競技や演技、演奏時以外の場においても感染症対策を徹底した上で参加することとします。
〇 用具等については、使用の前後に消毒をするとともに、児童・生徒間で不必要に使い回しをしない。
〇 部室等の利用については短時間とし、一斉に利用しない。
※ なお、部活動は、3密環境が揃いやすい活動であることから、感染回避行動の徹底(移動時には公共交通機関を利用しない、会食等の交流は避ける等)を図ること。
※ また、他校との練習試合や合同練習を実施する際には、事前に必ず参加者全員の体調を確認し、少しでも異常が認められる場合は参加を認めない、試合等自体を延期するなど、校長や指導者の責任において、感染拡大を阻止するための適切な判断と対応を講じます。
3 校外との交流について
学校活動全般における校外との交流は、
〇 県内については、必要な感染症対策を講じた上で、注意して実施します。
〇 県外については、必要性や訪問先等を勘案するとともに、必要な感染症対策を講じた上で注意して実施します。
4 マスクの着用について(感染予防と熱中症対策の両立) ※考え方の整理
学校生活におけるマスクの着用は、基本的な感染対策として引き続き徹底していく必要はありますが、熱中症が命に関わる重大な問題であることを踏まえ、マスクの着用が不要な場面
・ 十分な身体的距離(2m以上を目安)が確保できる場合
・ 気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い日
・ 運動場やプール、体育館等を含めた体育の授業や運動部活動、密にならない外遊びやランニングなど離れて行う運動
・ 夏場においての登下校時 等
では、マスクを外すよう生徒に指導するなど、場面に応じたマスクの着用をすすめます。その際、できるだけ距離を空ける、近距離での会話は控えるなどの工夫をするよう、指導いたします。生徒・保護者の皆様の御理解や御協力をお願い申し上げます。
マスクの着用については、生徒自身の判断でも適切に対応できる(本人が暑さで息苦しいと感じた時などには、マスクを外したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど)よう指導していきますが、学校活動の中での指導の際、マスクの着用が不要な場面においては、十分な距離を確保した上で教員が率先してマスクを外すこともあります。 また、マスクを外すことに不安等を感じる生徒については、個別に配慮をいたしますので、担任・顧問等に御相談ください。
5 寮や寄宿舎について
〇 居室等では、定期的な換気、咳エチケットの徹底と、近距離での大声での会話を避けるなど感染症対策を徹底すること。
〇 食堂や手洗い場、トイレなどの共用スペースを利用する際はマスクを着用し、こまめに換気し、窓や換気装置のない場所では、扇風機等で空気の流れを作ること。
〇 施設設備(食堂や浴室等)の広さに応じて、同時に使用する人数や時間を制限するなど、密を避けるようにすること。
〇 地域での流行状況や施設内での有症状者の発生状況に応じて、共用スペースの利用そのものの使用制限も検討すること。
〇 自動販売機などの共用設備、下駄箱、ドアノブなどの複数人が頻繁に触る部分は定期的な(1日数回)消毒を行うこと。