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学校の様子











令和4年度第3学期終業式式辞
本日は、令和4年度を締めくくる最後の終業式であります。皆さんは、それぞれの学年の教育課程を修了し、新しい学年へ進むこととなります。この日を迎えた皆さんの頑張りを、心から讃えるとともに、皆さんを温かく支えてくださった保護者の皆様、懇切な御指導と励ましをいただいた先生方に、感謝を申し上げたいと思います。
この1年を振り返りますと、4月1日から県の新型コロナウイルス感染症対策のレベルが、「感染警戒期~オミクロン株感染拡大 特別警戒期間~」から、「感染警戒期」に引き下げられ、実施可能な活動が少し広がった状況からスタートしました。5月に遠足を実施したほか、県総体も開催されました。
しかし、7月から再び『感染警戒期「特別警戒期間」』となり、8月には、「BA5.医療危機宣言」が出されるなど、感染の波に遭遇しました。このような中でしたが、変異株の特性を踏まえつつ、感染症対策と学びの両立を工夫し、本県開催の全国高校総体を盛り上げたほか、体育祭を3年ぶりに有観客で開催することができました。10月には、延期となっていた2、3年生の修学旅行を実施することもできました。11月には、「感染警戒期」にもどり、文化祭を有観客で開催することができました。その後、12月に「特別警戒期間」となり、更に「医療ひっ迫警戒宣言」が出されるなど、警戒レベルが上がりましたが、2月には「医療ひっ迫警戒宣言」が終了し、3学期の学びを進めることができ、卒業式では校歌を斉唱しました。
また、校外では、「久万林業まつり」や「くままちひなまつり」などの町のイベントや、幼児・小学生との交流、「くまたん」における活動など、上高生ならではの、活躍の場面が戻ってきました。
このように、コロナの感染状況は、目まぐるしく変化しましたが、学びの範囲を拡大できたのは、皆さんが、状況をよく理解し、その時々に応じた感染回避行動に尽力してくれたおかげであると思っており、お礼を申し上げたいと思います。
報道等によりますと、今後、感染症対策のあり方が変化していくことも見込まれますが、当面は、これまでの感染防止対策を引き続き行い、新年度の順調なスタートに結びつけていただきたいと思います。
さて、私は、第1学期始業式において、2年生の皆さんに、近江商人の「三方よし」、すなわち「売り手によし」「買い手によし」「世間によし」のお話をし、「自分の幸せ」「相手の幸せ」「社会への貢献」を同時に実現することを呼びかけました。また、入学式において、1年生の皆さんに、アメリカの実業家カーネギーの、「優れた仕事をするためには、自分一人でやるよりも、他人の助けを借りるほうが良いものだと悟ったとき、その人は偉大なる成長を遂げるのである。」という言葉を紹介し、教職員や地域の方々の助けを十分に活用してほしいと呼びかけました。
皆さんの日頃の活躍の様子や先生方のお話から、それぞれ、お願いした方向に進んでいただいたと感じています。
明日から春季休業に入ります。暦の上では、1月が1年の始まりですが、学校文化の中では、4月が1年の始まりです。皆さんにお願いしたいのは、春季休業中に1年間の目標を立てていただくことです。目標を立てることによって、取り組むべき課題がはっきりし、日々の生活も充実してくると思います。
最後に、新たな決意を持って新年度への準備等を着実に行っていただくようお願いするとともに、来る4月10日には、健やかに始業式に臨んでいただき、また、新入生を温かく迎えていただくことを祈念し、式辞といたします。
学校の様子
3月17日(金)放課後、この春から大学進学する、卒業生から、在校生に向けて、「国公立大学合格への道」と題して、体験談を交えた講義が行われました。
本校は、小規模校の良さを生かした個別指導が充実していますが、やる気になるのは本人次第です。
この春、見事、国公立大学合格を勝ち取った生徒からの言葉には、説得力があります。
在校生は、しっかりメモを取りながら、話を聞いていました。
協力してくれた卒業生の皆さん、ありがとうございました。





