【重要】「感染縮小期」への切り替えに伴う学校における感染防止対策について
2021年10月20日 18時05分県では、10月1日より県独自の警戒レベルを「感染警戒期」として感染対策を継続してきましたが、感染者の限定的な増加は見られたもののリバウンドには至らず、縮小傾向となっております。これまで、3か月余りの長きにわたり対処してきた第5波も、県全域でようやく収束に向かいつつあります。
このような状況を踏まえ、本日、10月20日をもって、本県の警戒レベルが「感染警戒期」から「感染縮小期」に切り替えられました。
次の知事メッセージと資料を御覧ください。
031020【知事メッセージ】新型コロナウイルスに関する感染縮小期への切り替え について
これを受け、当該期間(10月20日~当面の間)における教育活動の制限等を下記のとおりとするのでお知らせします。
感染縮小期とはなりましたが、県内での散発的な陽性確認は続いておりますので、気を緩めることなく、引き続き徹底した感染回避行動を実践するよう御指導をお願いします。
1 教育活動の制限について
〇 身体接触を伴う体育や、合唱・管楽器演奏・調理実習等の授業等については、学校長の許可のもと、健康観察や換気、身体的距離の確保や手洗いなどの感染症対策を徹底し、注意して行います。
2 部活動について
〇 県内校及び県外校との練習試合や合同練習は、必要な感染対策を講じた上で、注意して実施します。なお、県外校との練習試合等を実施する際には、訪問先の知事が要請する内容や訪問先エリア(市区町村)の感染状況を必ず確認し、現地の注意事項に従うほか、感染リスクの高い行動を避け、感染回避行動を徹底することとします。また、感染が増加傾向にある地域(新規陽性者数がステージ3相当の地域)を訪問する際は、特に注意することとします。
〇 公式大会等については、主催者が定めるルールや制限を厳守して参加することとします。
〇 用具等については、使用の前後に消毒をするとともに、児童・生徒間で不必要に使い回しをしないこと。
〇 部室等の利用については短時間とし、一斉に利用しないこと。
※ 部活動は、3密環境がそろいやすい活動であることから、感染回避行動の徹底を図ること。
3 校外との交流について
学校活動全般における校外との交流は、
〇 県内外とも、必要な感染症対策を講じた上で、注意して実施することとします。なお、県外との交流を実施する際には、訪問先の知事が要請する内容や訪問先エリア(市区町村)の感染状況を必ず確認し、現地の注意事項に従うほか、感染リスクの高い行動を避け、感染回避行動を徹底することとします。また、感染が増加傾向にある地域(新規陽性者数がステージ3相当の地域)を訪問する際は、特に注意することとします。
〇 修学旅行や宿泊研修などの学校行事については、訪問先や行程での感染防止対策に十分留意して実施することを検討していきます。
4 登下校時のマスク着用について
〇 登下校時に公共交通機関を利用する際は、必ず適切にマスクを着用する(「鼻出しマスク」や「あごマスク」など不完全な着用には感染防止効果はない)など感染回避行動を徹底して実践すること。 なお、自転車・徒歩通学生に関しては、熱中症対応を優先するが、着用時は適切にマスクを着用すること。
5 校外指導について
〇 3密環境の中で接触したり大きな声を出したりするなどの感染リスクの高い場所や、多数の人が集まる繁華街、不特定多数の人で混雑するような場所への出入りは控えること。
6 寮や寄宿舎について
〇 居室への他の生徒の入室をひかえるとともに、共用部においては、定期的な換気、咳エチケットの徹底と近距離での大声での会話を避けるなど感染症対策を徹底すること。
〇 食堂や手洗い場、トイレなどの共用スペースを利用する際はマスクを着用し、こまめに換気し、窓や換気装置のない場所では、扇風機等で空気の流れを作ること。
〇 施設設備(食堂や浴室等)の広さに応じて、同時に使用する人数や時間を制限するなど、密を避けるようにすることとします。
〇 地域での流行状況や施設内での有症状者の発生状況に応じて、共用スペースの利用そのものの使用制限も検討します。
〇 自動販売機などの共用設備、下駄箱、ドアノブなどの複数人が頻繁に触る部分は定期的な(1日数回)消毒を行うこと。