【重要】現下の感染状況を受けた感染防止対策に係る注意喚起について

2022年7月5日 17時40分

生徒・保護者の皆様へ

    現下の感染状況を受け、県教育委員会から注意喚起がありましたので、趣旨をお伝えします。

    県内における新型コロナウイルス感染症の陽性確認数は、本日(7/5)582名と過去最多を更新(これまでは4/12公表の449名)しており、全国的に新規感染者数が上昇傾向に転じる中、本県の増加幅は全国平均を上回っている状況にあります。

    これから夏休みを迎え、旅行や帰省、イベント参加など人との接触機会が増加するほか、オミクロン株の新たな系統への置き換わりが進む可能性もあることから、今後は感染者数の更なる増加が強く懸念されるところです。このため、感染者数の増加をできるだけ抑制し、医療負荷の増大を招かないために、基本的な感染対策と日頃の体調管理を今一度徹底するなど、感染リスクの低減に向けた取組強化が極めて重要になってまいります。

    ついては、改めて、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、自らの感染の可能性を念頭に、慎重な対応を取るとともに、気の緩みがちな場面においては、特に細心の注意を払い、

こまめな手洗いや正しいマスクの着用、換気といった基本的な感染症対策の徹底

〇 感染拡大リスクの高い「3つの密」だけでなく、1つの密も可能な限り回避するといった感染回避行動の徹底

〇 毎日必ず検温を行い、健康観察表で報告するなど、体調管理の徹底

〇 軽度の発熱、倦怠感など少しでも体調が悪ければ登校しないほか、習い事やスポーツ活動等にも行かず、早期に医療機関を受診

〇 換気が悪い、混雑しているなど、感染リスクの高い場所への出入りは控える

〇 マスク脱着は熱中症対策を優先するが、マスクを外す際は会話を控える

などの対策を日常化するとともに、

〇 他者に感染を広げた場合の社会への影響(経済活動や医療負荷を強く意識)に思いをはせた行動をとるよう、強くお願いします。

    このほか、県内では、部活動に起因すると思われる感染事例が相変わらず散見されるとのことですので、引き続き注意深い行動と細心の感染防止対策を、関係者全員の共通理解として再度徹底いたします。

 また、寮や寄宿舎は児童生徒が集団生活を行う場であり、共用施設も多いことなどから、家庭内と同様に感染リスクが高く、濃厚接触者を生みやすい環境と考えられます。共同生活を通じた教育的意義にも配慮しつつ、平時の健康管理や衛生管理マニュアル(2022.4.1Ver.8)に示されている「寮や寄宿舎における感染症対策」等を参考に、感染症対策を徹底いたします。

 なお、オミクロン株の特徴を踏まえ、4月1日以降、濃厚接触者の調査・特定の取扱いが見直され、従来の7日間の待機期間について、社会機能維持者であるか否かに関わらず、抗原定性検査キットを使用し、4日目、5日目の2日連続陰性が確認された場合は、5日目に解除が可能となっておりますが、この場合であっても、7日間は、検温などで健康状態を確認するとともに、重症化リスクの高い方との接触やリスクの高い場所の利用を避けるなど、普段以上に慎重な感染対策の継続が必要であることに留意することが求められています。