【重要】『感染警戒期「特別警戒期間」』への移行に伴う学校における感染防止対策の強化について

2022年7月12日 17時25分

生徒・保護者の皆様へ

    本日(7月12日)より、県が独自の警戒レベルを『感染警戒期「特別警戒期間」』に引き上げました。

 次のとおり、知事メッセージが発せられましたので、資料とともに御覧ください。

040712_【知事メッセージ】新型コロナウイルス感染症に関する感染警戒期「特別警戒期間」への引き上げについて.pdf

040712_(添付資料)7月12日~感染警戒期「特別警戒期間」.pdf 

  これを受け、県教育委員会から、当該期間(7月12日以降、当面の間)における教育活動の制限等についての指示がありました。これに沿い、本校における対応を、次のとおりとしますので、お知らせします。

 Ⅰ 学校での感染防止対策

1 教育活動の制限ついて

〇 マスク着用をしない状況での身体接触を伴う活動等(体育や、合唱・管楽器演奏・調理実習等の授業など)は極力控えます

〇 児童生徒が多く集合する形態での校内行事は、適宜、延期や実施方法の変更等を検討するとともに、実施する場合は注意して実施します。

2 部活動について

熱中症対策を優先したマスクの着脱を行いますが、マスクを外した状態では、可能な限り距離を確保するとともに、会話は控えるようにします。

県内外とも他校との練習試合や合同練習は、上位大会への参加が決定している場合や、1か月以内に公式戦への参加を予定している場合に限定します。

〇 公式大会等については、主催者が定めるルールや制限を厳守するとともに、競技や演技・演奏時以外の場においても感染対策を徹底します。特に、移動時には、公共交通機関の利用を避けるほか、車内でのマスクを外した会話を控えます。また、会食等の交流を避けるとともに、飲食時の感染予防を徹底します。

部室・更衣室等の利用については、換気短時間・交替での利用マスクを外した状態で会話をしない等の留意事項を徹底します。

〇 用具等については、使用の前後に消毒をするとともに、児童・生徒間で不必要に使い回しをしないこと。

〇 活動時間については、平日2時間程度、土日祝日等の学校休業日3時間程度を上限とします。

〇 練習試合等を含め活動時には、事前に必ず参加者全員の体調を確認し、少しでも異常が認められる場合は参加を認めない試合等自体を延期するなど、校長や指導者の責任において、適切な判断と対応を講じます。

3 校外との交流について

学校活動全般における校外との交流は、

県内・県外ともに、目的や必要性、訪問先等を勘案し、厳選して実施します。

※ なお、実施する際には、訪問先の知事が要請する内容や訪問先エリア(市区町村)の感染状況を必ず確認し、現地の注意事項に従うほか、感染リスクの高い行動を避け、感染回避行動を徹底します。

4 校外指導について

〇 3密環境となる場所や、多くの人と接触したり大きな声を出したりする等の感染リスクの高い場所、多数の人が集まる繁華街、不特定多数の人で混雑するような場所への出入りは控えるよう、強く指導します。

〇 イベントや不特定多数の人で混雑するような場所については、期間中、教員による見守り活動を強化しています。

5 寮について

〇 寮や寄宿舎での感染拡大が複数事例発生しており、換気や消毒密の回避共用スペースでのマスクの着用咳エチケットの徹底近距離での大声での会話を避けるなど感染症対策を徹底します。

 

Ⅱ 学校・家庭生活を通した感染予防対策

友人との交流や地域でのスポーツ活動・習い事等の学校以外の活動でも感染拡大が多く見られており、以下について、再度、徹底をお願いします。保護者の皆様におかれましても、危機感を共有していただくとともに、「感染回避」に強く軸足を置いて、対策を再徹底いただくよう御協力をお願い申し上げます。

 

日常生活

〇 こまめな手洗いや正しいマスクの着用、換気等の基本的な感染症対策の徹底

〇 毎日必ず検温を行うなど、体調管理の徹底

〇 軽度の発熱、倦怠感など少しでも体調が悪ければ登校を控える欠席扱いとはいたしません。)ほか、習い事やスポーツ活動等への参加をとりやめ、早期に医療機関を受診

〇 換気不良、混雑など、感染リスクの高い場所への出入りは控える

 

イベント・レクリエーション・会食など

〇 マスク着脱は熱中症対策を優先するが、マスクを外す際は会話を控える

〇 参加前には必ず検温を行う、発熱、倦怠感など少しでも体調に異常があれば参加しない

飲食の際、会話は控える。特に歩きながらの飲食は、飛沫を拡散する可能性が高いため控える

大人数での参加、長時間の滞在はしない

 

 県内では、6月下旬頃から、学校や児童・高齢者施設、会食、スポーツ活動といった様々な場面・年代で急激な感染の広がりが見られるようになり、本日公表の陽性者数過去最多の1,014名を記録しました。

本県は、かつてない水準でコロナの第7波に襲われており社会経済との両立を図る「ウィズコロナ」の瀬戸際に立っていると言わざるをえません。

今後、イベントや夏休みの旅行・帰省等による人の動きと合せ、より感染力の強いBA.5系統への置き換わりが急速に進むことによって、一層、感染が拡大し、県民の命に直結する事態になりかねないことが懸念されます。また、濃厚接触者の増加は、日常の社会機能の維持に影響することも危惧されます。

 こうした状況を受け、県は独自の警戒レベルを本日(7月12日)より『感染警戒期「特別警戒期間」』に引き上げました。

 感染防止対策については、これまでも度々、注意喚起をしているところですが、保護者の皆様におかれましても、危機感を共有いただきながら、一人一人が日々の行動を振り返り、「感染回避」に強く軸足を置いて、対策を再徹底いただくようお願い申し上げます。

 なお、今回の対策強化の趣旨は、学校行事等について一律の中止や延期が求められているものではありません。生徒の教育に資する学校活動を継続していくことを目指し、そのためにも必要とされる感染回避対策を改めて徹底するとともに、不急のものは実施を延期するなど、各々の事情に応じた弾力的な対応を各校で検討の上、適切に実施していくものであります。