【重要】「オミクロン株感染拡大 特別警戒期間」における学校の感染防止対策の強化について
2022年1月12日 16時09分生徒・保護者の皆様へ
1月11日に県内で新たに確認された新型コロナの陽性者は過去最多の112名を記録し、クラスターも県内各地で確認されるなど、本県は現在、全域で感染が急拡大している状況にあります。また、年明けからの感染スピードは昨年の第5波の比ではなく、オミクロン株の桁違いの感染力の強さを示しています。このため、県では、過去最大の危機的状況に直面しているものと判断し、本日(1月12日)、本県独自の警戒レベルを「オミクロン株感染拡大 特別警戒期間」に引き上げました。
1月8日からの「感染警戒期」移行に伴う感染防止対策の強化については、昨日お知らせしたところですが、年明け以降2つの学校クラスターが確認されるなど児童生徒の陽性確認が増加している中、受験シーズンを迎えている現状にあり、県立学校における感染防止対策が一段強化されることとなったので、本校の対応も、下記のとおりといたします。
引き続き県内外の感染状況や県民向けの要請内容を注視するとともに、生徒の体調確認を念入りに行い、体調不良時は必ず人との接触を控え、医療機関に電話等で相談の上、受診するよう、お願いいたします。特に、年末年始に県外往来のあった生徒については体調管理を徹底するよう、お願いします。校内での活動に限らず、校外での生活においても徹底した感染回避行動を実践するよう、お願いします。
基本的な感染症対策はオミクロン株であっても同様ですが、その感染力はデルタ株よりはるかに強いのが特徴です。最大限の注意深い対応を継続いただくよう、よろしくお願いします。
1 教育活動の制限について
〇 身体接触を伴う体育や、合唱・管楽器演奏・調理実習等の授業等については、極力控えます。
〇 児童生徒が多く集合する行事は、当面見合わせます。
2 部活動について
〇 練習試合や合同練習は、県内・県外ともに行いません。
〇 県内での高体連及び高文連、競技団体や文化芸術団体主催の県大会等の公式大会については、必要に応じ主催者が観客を制限するなど最大限の感染防止対策を講じた大会であることを確認の上、マスクの着用や手指消毒、移動や昼食、更衣室での休憩等、競技や演技、演奏時以外の場においても感染症対策を最大限に講じた上で参加することを認めます。
〇 全国大会及び四国ブロック大会等の公式大会については、県予選を勝ち抜いて、県代表又は四国ブロック代表として出場権を得た大会に限り、参加することを認めます。
〇 県以上の代表として参加する強化合宿や練習試合についても同様に認めます。
〇 用具等については、使用の前後に消毒をするとともに、生徒間で不必要に使い回しをしないこと。
〇 部室等の利用については短時間とし、一斉に利用しないこと。
※ 部活動は、3密環境がそろいやすい活動であることから、感染回避行動の再度の徹底(移動時には公共交通機関を利用しない、会食等の交流は避ける、可能な限り宿泊しない等)を図ります。
3 校外との交流について
学校活動全般における校外との交流は、
〇 県内・県外ともに、目的や必要性、訪問先等を勘案して厳選し、感染拡大地域との往来は特に注意します。
4 登下校時のマスク着用について
〇 登下校時に公共交通機関を利用する際は、必ず適切にマスクを着用する(「鼻出しマスク」や「あごマスクなど不完全な着用には感染防止効果はない)など、感染回避行動を徹底して実践します。
なお、自転車・徒歩通学生に関しては、やむを得ない理由を除き、着用時は適切にマスクを着用すること。
5 寮や寄宿舎について
〇 居室では、定期的な換気に努めるとともに、他の生徒の個室に入室しない。咳エチケットの徹底と近距離での大声での会話を避けるなど感染症対策を徹底すること。
〇 食堂や手洗い場、トイレなどの共用スペースを利用する際はマスクを着用し、こまめに換気し、窓や換気装置のない場所では、扇風機等で空気の流れを作ること。
〇 施設設備(食堂や浴室等)の広さに応じで、同時に使用する人数や時間を制限するなど、密を避けるようにすること。
〇 地域での流行状況や施設内での有症状者の発生状況に応じて、共用スペースの利用そのものの使用制限も検討します。
〇 自動販売機などの共用設備、下駄箱、ドアノブなどの複数人が頻繁に触る部分は定期的な(1日数回)消毒を行うこと。