上高今昔16(ストーブの今昔)
2021年11月24日 13時10分本日、久万高原町の気温は、正午の時点で、8℃です。町の境の山には、うっすらと雪が見られます。
しかし、本校の教室は、ストーブが入り、快適です。期末考査に向け、学習もはかどっています。コロナ対策も含めて、こまめな換気をいたしましょう。
さて、本校の教室のいくつかには、壁の穴をふさぐフタが見られます。この穴は、実は煙突につながっているのです。本校本館(昭和49(1974)年竣工)の屋上には、煙突が見られます。この煙突は、現在は、使われていません。煙突は、屋上から、外壁に沿って、地上まで続く構造となっています。煙突の地上部分には、ススをとるための(?)点検窓が残っています。昔のストーブは、図書館の古い写真に見られるような、煙突ストーブでした。壁の穴にストーブの煙突をつなげて、1階から4階まで、まとめて排気していたのですね。今のストーブは、煙突がないので、校舎の煙突の役目は終わっています。
本校の校舎は、建築の当初、「寒冷地仕様」で建てられていたことが分かります。久万高原町は寒いと思われがちですが、室内はあったかです。