上高今昔15(森林環境科の建物の変遷)
2021年9月27日 11時00分1枚目の写真は、現在の様子です。右側が林業教棟で、昭和47(1972)年竣工です。左側が林業実習棟で、昭和62(1987)年竣工です。現在の教育活動は、主に林業実習棟で行っています。
2枚目の写真は、昭和38(1963)年のものです。現在とは、ずいぶん違います。知今堂の向かい側、すなわち、現在の武道場(昭和52(1977)年竣工)の位地に、2階建ての木造建築が見えます。これが、3枚目の写真に写っている建物であり、「中校舎」と呼ばれた、旧林業教棟です。この写真の右隅に、わずかに、現在の林業教棟が見えるので、1972~1977年の間に撮影されたものと思われます。
2枚目の写真では、現在の二つの教棟の位地に、平屋の木造建築がいくつか見えます。当時の図面を見ると、「農産加工室」「木材加工室」「工作室」「鶏舎」「牛舎」「豚舎」「堆肥舎」などがあったようです。4枚目の写真は、「工作室」の内部です。機械の様子が時代を感じさせます。
5枚目の写真は、林業教棟建設中の様子、6枚目の写真は、林業実習棟竣工時のものです。
生徒の皆さんには、森林環境科の伝統を感じ、誇りを持っていただきたいと思います。