上高今昔53(給食の導入)
2025年9月17日 10時23分本校に全国募集の生徒が初めて入学してきた令和2年度から、給食は寮生限定で提供され、会議室を利用していました。
寮生以外の生徒への給食提供については、保護者から要望があり、久万高原町としても生徒確保のメリットがあることから導入に踏み切りました。令和3年9月から町教育委員会と学校間で話し合いが持たれ、令和4年9月の提供開始が目指されました。学校給食配送車受け入れ予定場所を思案した結果、本館西側の通用門が妥当だろうということになり、工事が行われました。
1枚目の写真が、工事前に存在した本館西側通用門の様子です。もともとは、普通科の生徒が校舎への出入りをしていた場所です。現在は、普通科の生徒も森林環境科の生徒も、図書館に通じる本館東側通用門から出入りしていますが、令和3年度までは別々でした。2枚目の写真は、本館西側通用門を給食受け入れ場所に改造した写真です。トラックの荷台から転がして、直接給食のコンテナを給食室に降ろせるように高さを上げ、シャッターを設置しました。
令和4年7月に、衛生面や、実務面のことなどが話し合われ、令和4年9月12日に一般生徒への初の給食が提供される運びとなりました。
給食は、今ではすっかり学校の中に溶け込み、希望制で70名程度の生徒が利用していますが、導入までには様々な準備が行われていたのですね。