【重要】新型コロナウイルス感染症に係る警戒レベルの切り替えに伴う感染防止対策等について

2022年10月28日 15時45分

生徒・保護者の皆様へ

 県では、7月12日から、県独自の警戒レベルを「感染警戒期~特別警戒期間~」に引き上げ(途中8/9~22「愛媛県BA.5対策強化宣言」、8/23~9/16「愛媛県BA.5医療危機宣言」)、高い水準の医療負荷や秋祭りの影響等に警戒を続けてきました。

 その後、県内における入院患者は減少し、陽性者数も8月下旬のピーク時から7分の1程度まで低下、全国平均レベルで推移しています。ただし、新居浜・西条圏域では、ここ最近急増が見られており、引き続き警戒が必要な状況にあります。

 これらを勘案し、県では、新居浜・西条圏域を除き、警戒レベルを10月29日(土)から「感染警戒期」に切り替えることとなりました。一方、新居浜・西条圏域については、足もとの感染状況を考慮し、「特別警戒期間」が維持されます

  学校においては、新居浜・西条圏域でも、校内活動での感染拡大は見られないことから、県立学校の措置方針については、県下全域を対象として、同日から、見直すことされました。県教育委員会の通知を受け、本校における感染防止対策等を次の通りとしますので、生徒・保護者の皆様におかれましては、趣旨を御理解の上、御協力をお願いいたします。

 なお、今回の切り替えは、決して「基本的感染対策を緩めても良い」というものではなく、今後、第8波や季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されていることから、感染回避行動の徹底は継続し、引き続き、基本的な感染防止対策(場面に応じたマスク着用、こまめな手洗い・手指消毒、定期的な換気)や健康観察、体調不良時の早期受診等を徹底いただくとともに、インフルエンザとの同時流行に備え、学校における感染拡大の防止と学校教育活動の継続の両立に向けて、必要な感染対策に取り組んでいただくことが大切ですので、御理解・御協力をお願いいたします。

 

Ⅰ 学校での感染防止対策

1 教育活動の制限について

身体接触を伴う活動等(体育や、合唱・管楽器演奏・調理実習等の授業など)は、学校長の許可のもと、インフルエンザの同時流行に備え、健康観察や換気、身体的距離の確保や手洗いなどの感染対策をより一層徹底しながら注意して行うこととします。

〇 児童生徒が多く集合する形態での校内行事においても、感染対策をより一層徹底しながら注意して行うこととします。

 

2 部活動について

場面に応じたマスクの着脱を行うが、マスクを外した状態では、可能な限り距離を確保するとともに、会話は控えることとします。

習試合や合同練習は、県内・県外ともに、訪問先の感染状況等を踏まえ、学校長の判断のもと、十分な感染症対策を講じた上で注意して実施することとします。

公式大会等については、主催者が定めるルールや制限を厳守するとともに、移動や食事、更衣室での休憩等、競技や演技・演奏時以外の場においても感染対策を徹底した上で参加することとします。

〇 部室・更衣室等の利用については、換気、短時間・交替での利用、マスクを外した状態で会話をしない等の留意事項を徹底することとします。

〇 用具等については、使用の前後に消毒をするとともに、児童・生徒間で不必要に使い回しをしないこととします。

〇 練習試合等を含め活動時には、事前に必ず参加者全員の体調を確認し、少しでも異常が認められる場合は参加を認めない、試合等自体を延期するなど、校長や指導者の責任において、適切な判断と対応を講じます。

○ 県立学校の部活動停止の統一基準等(※)を徹底します。

陽性者が、発症日等前2日間の内に感染リスクの高い状態で参加していた場合、最終参加日の翌日から活動停止する。(3日間程度)  その後さらに、部活動関係者に陽性者や体調不良者が確認された場合、状況に合わせて適宜、活動停止期間を延長する。

 

3 校外との交流について

学校活動全般における校外との交流は、

県内については、必要な感染対策を講じた上で、注意して実します。

県外については、目的や必要性、訪問先等を勘案するとともに、必要な感染症対策を講じた上で、注意して実施することとします。

 

4 マスクの着用について(場面に応じたマスクの着用)

学校生活におけるマスクの着用は、基本的な感染対策として引き続き徹底していく必要はありますが、マスクの着用が不要な場面

・ 十分な身体的距離(2m以上を目安)が確保できる場合

・ 運動場や体育館等を含めた体育の授業や運動部活動など密にならない活動やランニングなど離れて行う運動

徒歩や自転車での登下校時(会話がない場合)等

では、マスクを外すよう生徒に指導するなど、活動場所や活動場面に応じたメリハリのあるマスクの着用を行うこととします。その上で、できるだけ距離を空ける、近距離での会話は控えるなどの感染対策上の工夫や配慮を行いますので、生徒・保護者等の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。

マスクの着用については、生徒自身の判断でも適切に対応できる(本人が暑さで息苦しいと感じた時などには、マスクを外したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど)よう指導してまいりますが、指導の際、マスクの着用が不要な場面においては、十分な距離を確保した上で教員が率先してマスクを外すなど、周囲がマスクを外していない状況に同調しがちな生徒の傾向を考慮して対応いたします。また、マスクを外すことに不安等を感じる生徒には適切な配慮を行いますので、必要に応じて担任・顧問等に相談をお願いいたします。  

 

5 寮について

〇 県内では、寮や寄宿舎での感染拡大が複数事例発生しているとのことであり、本校においても、換気や消毒、密の回避、共用スペースでのマスクの着用、咳エチケットの徹底、近距離での大声での会話を避けるなど感染症対策を徹底することとします。

 

Ⅱ 学校・家庭生活を通した感染予防対策

県内では、友人との交流や地域でのスポーツ活動・習い事等の学校以外の活動でも感染拡大が多く見られているとのことであり、生徒の皆さんにおかれては、以下について、再度、徹底するようお願いすると共に、保護者の皆様におかれましても、危機感を共有いただき、「感染回避」に強く軸足を置いて、対策を再徹底いただくよう御協力をお願申し上げます。

 

【日常生活】

〇 こまめな手洗いや正しいマスクの着用、換気等の基本的な感染症対策の徹底

〇 毎日必ず検温を行うなど、体調管理の徹底

〇 軽度の発熱、倦怠感など少しでも体調が悪ければ登校を控えるほか、習い事やスポーツ活動等への参加をとりやめ、早期に医療機関を受診

〇 換気の悪い混雑した場所など、感染リスクの高い場所への出入りは控える

 

【イベント・レクリエーション・会食など】

活動場所や活動場面に応じたメリハリのあるマスクの着用を行い、マスクを外す際は会話を控える

〇 参加前には必ず検温を行う、発熱、倦怠感など少しでも体調に異常があれば加しない

〇 飲食の際、会話は控える。特に歩きながらの飲食は、飛沫を拡散する可能性が高いため控える

〇 大人数での参加、長時間の滞在はしない

 

以上です。