上高今昔23「石鎚登山今昔」
2022年8月4日 08時45分森林環境科3年生の皆様、→石鎚登山お疲れ様でした。思い出に残る行事になったことと思います。今回の上高今昔では、本校の伝統行事である石鎚登山を振り返ってみます。
1枚目の写真は、昭和16(1941)年7月に行われた、1期生の皆様の登山の様子です。本校は昭和16年4月に開校されましたので、開校当初最大の行事であったと思われます。当時は、日中戦争(昭和12(1937)年~昭和20(1945)年)のさなかであり、昭和16年12月には太平洋戦争が始まりますので、この写真からは、当時の社会情勢がうかがえます。名称は「石鎚行軍」とされていたようです。脚には、軍隊式の巻脚絆(まききゃはん)である「ゲートル」が巻かれています。頂上まで校旗を持って上がったようです。
2枚目の写真は、戦後の昭和32(1957)年のものです。黒の学生帽が当時の男子高校生の定番でした。
3枚目の写真は、昭和41(1966)年卒の皆様の様子です。鎖場にての撮影です。麦わら帽子着用が指示されていたそうです。
4枚目の写真は、昭和58(1983)年のものです。体操服着用です。女子生徒の皆様の姿も見えます。
石鎚登山を通じ、「上高は昔も今もこれからも」の感を強くしました。(愛媛県剣道連盟様のスローガンから拝借いたしました。)
本校の詳しい沿革については、こちら。→沿革史