「感染警戒期」における新学期からの感染防止対策等について

2022年4月8日 09時18分

生徒・保護者の皆様へ

  本県の警戒レベルが、4月1日から「感染警戒期」に移行したことに伴い、県教育委員会からの指示に沿い、本校における新学期から感染防止対策等について、次のとおりといたします。

1 教育活動の制限について

〇 身体接触を伴う体育や、合唱・管楽器演奏・調理実習等の授業等については、学校長の許可のもと、健康観察や換気、身体的距離の確保や手洗いなどの感染症対策を徹底し、注意して行うこととします。

 

2 部活動について

〇 県内校との練習試合や合同練習は、必要な感染症対策を講じた上で、注意して実施することとします。特に、集団で行う屋内競技(大声を出す場面など)においては、公式戦への出場確保を最優先とし、練習試合等については、必要性を十分に勘案の上、学校長の判断のもと厳選することとします。

※ 県内他校との練習試合や合同練習を実施する際には、事前に必ず参加者全員の体調を確認し、少しでも異常が認められる場合は参加を認めない、試合等自体を延期するなど、学校長や指導者の責任において、感染拡大を阻止するための適切な判断と対応を講じますので、御理解ください。

〇 県外校との練習試合や合同練習は、当面行わないこととします。

〇 県内での高体連及び高文連、競技団体や文化芸術団体主催の県大会等の公式大会については、必要に応じ主催者が観客を制限するなど最大限の感染防止対策を講じた大会であることを確認の上、マスクの着用や手指消毒、移動や昼食、更衣室での休憩等、競技や演技、演奏時以外の場においても感染症対策を徹底した上で参加することを認めます。

〇 全国大会及び四国ブロック大会等の公式大会については、県予選を勝ち抜いて、県代表又は四国ブロック代表として出場権を得た大会に限り、参加することを認めます。

〇 県以上の代表として参加する強化合宿や練習試合についても同様に認めます。

〇 用具等については、使用の前後に消毒をするとともに、児童・生徒間で不必要に使い回しをしないこと。

〇 部室等の利用については短時間とし、一斉に利用しないこと。

※  部活動は、3密環境がそろいやすい活動であることから、感染回避行動の再度の徹底(移動時には公共交通機関を利用しない、会食等の交流は避ける等)を図ること。

 

3 校外との交流について

 学校活動全般における校外との交流は、

〇 県内については、必要な感染症対策を講じた上で、注意して実施します。

〇 県外については、必要性や訪問先等を勘案するとともに、必要な感染症対策を講じた上で、実施の可否を検討します。

 

4 登下校時のマスク着用について

〇 登下校時に公共交通機関を利用する際は、必ず適切にマスクを着用する(「鼻出しマスク」や「あごマスク」など不完全な着用には感染防止効果はない)など感染回避行動を徹底して実践すること。

なお、自転車・徒歩通学生に関しては、熱中症対応を優先するが、適切にマスクを着用すること。

 

5 寮について

〇 居室では、定期的な換気を行い、他生徒の居室に入らないこと。咳エチケットの徹底と近距離での大声での会話を避けるなど感染症対策を徹底すること。

〇 食堂や手洗い場、トイレなどの共用スペースを利用する際はマスクを着用し、こまめに換気し、窓や換気装置のない場所では、扇風機等で空気の流れを作ること。

〇 施設設備(食堂や浴室等)の広さに応じて、同時に使用する人数や時間を制限するなど、密を避けるようにすること。

〇 地域での流行状況や施設内での有症状者の発生状況に応じて、共用スペースの利用そのものの使用制限も検討すること。

〇 自動販売機などの共用設備、下駄箱、ドアノブなどの複数人が頻繁に触る部分は定期的な(1日数回)消毒を行うこと。

 

 本県では、病床の負荷や重症化リスクの高い70代以上の陽性者や入院患者の減少を踏まえ、「感染警戒期」に切り替えられましたが、決して県内の感染が落ち着き、気を緩めてもよい状況になったわけではなく、また、県内では、部活動等に起因する集団感染も依然として散見されています。

 新学期を迎えるに当たり、学校の安全確保と学びの充実の両立に向け、知恵と工夫を駆使しながら、全校一丸となった取組を進める所存ですので、生徒・保護者の皆様におかれましては、趣旨を御理解の上、御協力をお願い申し上げます。