学校の様子
9月21日(木)、修学旅行を目前に控え、2年生を対象に救急救命講習会を実施しました。
本講習会は、心肺蘇生法・AEDの操作方法の実技講習を行うとともに、人命の尊さや人命尊重について学習することをねらいに行われました。
御多用のところ、久万高原町消防署からは3名の署員の方々に講師としておいでいただき、誠にありがとうございました。
まず最初に、心肺蘇生法のやり方について全体で説明をしていただいてから、5つの班に分かれて、人形を使って1人1人実践しました。その後はさらに、AEDを用いて、複数の人数で協力しながら応急手当をする方法について学びました。
参加した生徒からは、「患者の生存率を少しでも上げるためには、少しでも早く対応しなければならないことが改めて理解できた。」「心肺蘇生法を長時間やるのは大変だったが、まず一歩踏み出す勇気を持ち、現場に居合わせたときには協力し、助かる命を守りたい。」「説明を聞いて理解したつもりでも、いざ実践してみると結構難しかった。」といった感想を聞くことができました。
修学旅行先では、いざという時には、今回教えていただいた知識・技術がいつでも使えるという、「お互いを思いやる心のゆとり」があれば、楽しく充実した旅行になることでしょう。
講習終了後には、「普通救命講習Ⅰ」の修了証が、全員に配布される予定です。
おたより
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学校の様子
9月21日(木)、生徒会役員任命式及び新・旧交代式が行われました。
最初に、新生徒会役員の会長・副会長・書記長の4名が登壇し、校長先生から任命証が手渡された後、庶務の6人も加わり、新生徒会執行部が一人一人紹介されました。
新生徒会長となった武山日向佳さんからは、これからの意気込みが力強く述べられました。
次に、旧生徒会役員を代表し、旧生徒会長の藤岡侑甫君から、これまでの生徒会に対して感謝の言葉が述べられました。
最後に、新・旧生徒会長がステージの中央で固く握手をし、新・旧生徒会の引継ぎを無事、終えることができました。
これからも、生徒による自治的な組織の生徒会と教職員が一丸となり、「共に創ろう誇れる上浮穴高~励ましの言葉が響き合う学舎を目指して~」さらなる高みに向け進んでいきましょう。
これまでの間、学校生活をより良いものにしようと奔走してきた旧生徒会執行部の皆さん、本当にお疲れさまでした。
学校の様子
9月20日(水)、1年生普通科・森林環境科の生徒全員に対し、愛媛大学農学部のガイダンスが行われました。
この日は、対象が高校1年生ということもあり、農学部生物環境学科森林資源学コース教授伊藤和貴先生から、「農学部ってどういうところ」と題し、生徒が興味・関心がわくように話をしていだきました。
農学は「総合科学」といわれるほど、生活のどこかに関わっています。
愛媛大学では、「食料」「生命」「環境」をキーワードに3学科10コースの多彩な学びと充実した施設・設備のもと、学ぶことができます。
上浮穴高校では、進路選択に役立ててもらうために、進路指導課が中心となり、頻繁に模擬講義や説明会を実施しています。
今回は、1年生全員が受講しましたが、今後もいろいろな方のお話を聞きながら、少しでも早く自分の進路について真剣に考える機会を作っていきたいと考えています。
学校の様子
久万高原町にある上浮穴高校では、県下唯一の学科である森林環境科の特性を生かした学校教育が展開されています。
この日、2年生の総合実習(木材加工部門)の授業を覗いてみると、木工製品(ベンチ)の製造を行っていました。2年生も、この一年間で、ずいぶん頼もしくなりました。
11月4日(土)の文化祭では、木工製品(汽車、花車、プランター、ベンチ等)を販売する予定です。
ぜひ、御来校ください。
地域の行事・地域交流
9/16(土)久万高原町立図書館のおはなし会にライフデザイン部2名と有志1名が参加しました。
紙芝居「げんきなかぼちゃ」を心を込めて読みました。子どもたちが熱心に聞いてくれて嬉しかったです。
最後は「1本でもにんじん」を全員で歌いました。とても楽しかったです。ありがとうございました。
交流学習
9月15日(金)、久万小学校4年生17名の児童と、本校、森林環境科の1年生22名が、ダイコンの播種(種まき)での交流学習を行いました。
本校農場は、音地土であることから、ダイコンのような根菜類の栽培には大変適した土壌のため、収穫を楽しみにしていただいている方がおられるほど、大変人気がある農産物となっています。
種まきに先立ち、担当の先生から、種子をまく位置・深さ・数・かん水の仕方などわかりやすく、ていねいに説明を受けました。
説明を受けた後、いよいよ種まき。
高校生のお兄さん・お姉さんが一連の作業内容をサポートしてくれましたが、普段見せない笑顔で小学生の皆さんと接する姿が、とても微笑ましく感じました。
また、種まき後は、高校生からダイコンについて、簡単なクイズが行われました。
11月下旬には、一緒に収穫も体験してもらうことにしています。
本校では、今後も、積極的に地域との交流学習を進めていきたいと考えています。
学校の様子
9月14日(木)、先日の講座に続き、普通科1年生が、科目「家庭基礎」の授業を使い、「認知症サポーター養成講座②」を受講しました。
今回の目標は、「認知症の人の気持ちを考えよう」でした。
第2回目の講座となったこの日は、グループワークを中心に進めていただきました。
私たちは、身に付けた知識をしっかり自分のものにしていきたいと考えています。
久万高原町社会福祉協議会様には、御多用のところ、御指導いただき、ありがとうございました。
学校の様子
本日から、ALT(外国語指導助手)の先生が変わりました。私たち上浮穴高校は、ホリー先生を歓迎いたします。
ALT(Assistant Language Teacher)とは、教員を補佐し、主に会話の指導にあたる外国人補助教員の先生のことです。
生徒が英語を通じて積極的コミュニケーションをとることができるよう、聞く、話す、読む、書くなどの4技能を総合的に指導していただきます。
今回、来ていただくのは、松山工業高校に籍を置き、イギリスから来日されたホリー・ジョンソン先生です。この日、2年生普通科の授業では、基本的な英語を多用しながら、オールイングリッシュで分かりやすくゆっくり丁寧に、体験を交えた自己紹介が行われ、ALTの先生の身振り手振りにより、生徒は興味深く反応しながら積極的に授業に取り組んでいたのが大変印象的でした。
明日も来ていただくことになっています。
ぜひ、ホリー先生に声をかけてみてください。
交流学習
9月14日(木)、久万小学校5年生と本校森林環境科1年生が、稲刈りをとおして交流学習を行いました。
今回は、5月下旬に田植えをした時と同じメンバーによる交流学習。
稲刈りに使用する「のこがま」は、刃がギザギザなっているため、手や足をケガしないよう丁寧に伝えることに、まず心掛けました。
また、現在、農業分野にICTやロボット、AIなどを活用した次世代型の農業「スマート農業」が登場し、注目を集めています。
ICT(Information and Communication Technology)は、情報通信技術と訳されますが、情報処理だけでなくインターネットのような通信技術を利用した産業やサービスのことです。
この日は、地元、久万高原町でおコメの生産から加工販売までの一貫体制を整えている田村ファーム&フォレストの御主人に来ていただき、実際に大型のコンバインを操作していただき、スマート農業の魅力も体験することができました。
高齢化が進み、深刻な労働力不足に陥る中、コンバインのデータがすぐにタブレット端末に飛ぶ「スマート農業」に、これからの農業の可能性と面白さを感じた児童・生徒も多かったのではないでしょうか。