校内に春を見つけました!!
2024年1月30日 19時42分今日、久万高原町は久しぶりに暖かい日差しが差し込み、ポカポカ陽気となっています。
伊予路に春を呼ぶ「椿さん」が、今年は2/16~2/18の3日間、開催されますが、昔から、中予地方では、椿さんが終わると、次第に暖かくなると言われています。
校内を散策してみますと、うめの蕾が徐々に膨らみ始めていました。
これから寒暖を繰り返しながら、春を迎えることでしょう。
蕾が膨らみ、開花するのを楽しみにしています。
今日、久万高原町は久しぶりに暖かい日差しが差し込み、ポカポカ陽気となっています。
伊予路に春を呼ぶ「椿さん」が、今年は2/16~2/18の3日間、開催されますが、昔から、中予地方では、椿さんが終わると、次第に暖かくなると言われています。
校内を散策してみますと、うめの蕾が徐々に膨らみ始めていました。
これから寒暖を繰り返しながら、春を迎えることでしょう。
蕾が膨らみ、開花するのを楽しみにしています。
朝起きると、テレビから「今週末は節分です。」との声が聞こえてきました。
節分とは、「邪気を払い無病息災を願う、新年を迎える立春の前日の行事」ですが、昔から、冬から春になる頃を1年のはじめととらえ、特別な日と考えられてきました。
昔から、「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、「この時期はまだ寒く、体調を崩しやすい」ことから豆まきが行われてきたようです。
では、なぜ豆をまくのでしょうか。
豆まきに使う「豆」、つまり、穀物には力があり、まいた場所は清められ、聖域になるとの考えがあるようです。
私の地元、鬼北町(日本で唯一、地名に「鬼」の名が付く)では、「福は内」「鬼も内」と言いながら豆をまいているようですが、良い鬼もいるため、それを呼び込むという優しい考え方であるようにも思います。
また、今や節分の定番ともいえる恵方巻きは、節分に恵方を向き、願い事をしながら太巻きを黙々と最後まで食べるというもの。「食べる」つまり、鬼退治という意味合いもあるのでしょう。ちなみに、今年の恵方は「東北東」です。
春はもう、近くまで来ています。
週末には、恵方巻きでも買ってみようかな。
1月26日(金)、令和5年度えひめスーパーハイスクールコンソーシアムin中予がハイブリッドで開催され、本校生徒は発表と見学に参加しました。
この事業は、東予・中予・南予の3地区に分かれて実施しているものです。
研究指定校等の研究発表を会場とウェブ会議システムを利用して意見交換を通して、研究成果の普及と深化をはかるとともに、主体的に学び、地域課題の解決に取り組もうとする気運を醸成することを目的に開催されたものです。
各校の特色ある取組を紹介するとともに、地域課題の取組を共有することができました。
今回、「ソーシャルチャレンジfor High School事業」に1年間取り組んだ、本校2年生の岩谷泉希さん、森岡弥夕さん、杉野聖斗さん、松田颯翔さんの4名が、「久万高原町まるごと学び舎プロジェクトⅡ―豊かな地域の未来づくり― ~サスティナブルな《高校生×地域》の仕組み『放課後ラボ』の取組~」と題し、見事に発表やディスカッションを行ってくれました。
今回、生徒同士が語り合う活動を通して、地域課題の取組を共有することができ、地域の良さに気付き、学びに向かう力、情報活用能力を育成するきっかけになったのではないでしょうか。
1月24日(水)・25日(木)・26日(金)の3日間、森林環境科2年生12名が、チェンソーによる伐木等特別教育を受講しています。
事業者には、胸高直径が70cm以上の立木、胸高直径が20cm以上で、かつ重心が著しく偏している立木の伐木などの業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛星のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。
林業は、木材の生産、本土の保全など重要な役割を担う産業ですが、他の産業と比べて労働災害の発生率が高く、その中でもチェンソーを用いて行う伐木・造材作業は、林業における死亡災害時このうち約6割を占めるほど危険な作業です。
そのため、チェンソーの使用により振動障害、造材の方法や下肢の切創防止用保護衣に関する内容も含め、特別教育が行われています。
実習では、チェーンソーの使い方や、安全確認の徹底(周囲よし。上よし。伐木方向よし。退避場所よし。)、受け口と追い口の作り方など、時間をかけて丁寧に教えていただきながら、講師の先生に講習を行っていただきました。
春を待ちわびる久万高原町の一大イベントの一つが「くままちひななつり」です。
雪がちらつく1月24日(木)、3年生の森林環境科21名と1年生の森林環境科24名の生徒が半日かけて、地域の方々とともに、「あけぼの座」で「くままちひなまつり」の準備を行いました。本校では、これまでの間、全校が一丸となり地域の方々とともに準備を進めてきました。
上浮穴高校では、今まで以上に学校から飛び出し、久万高原町の地域資源を生かしながら、自分の進路と絡めた取組にすることで、“地域が学びの場”にしたいと考え、昨年度から、普通科では総合的な探究の時間『くまたん』が、始まりました。
『くまたん』には、久万(くま)高原町という地域を題材に、探(たん)究したいとの熱い思いが込められています。
本校では、何か地域と連携できる大きな取り組みはないか模索していたところ、実行委員会様から声をかけていただいたのが、この「くままちひなまつり」の準備でした。
以前は、段飾りの見事なお雛様を飾る家庭が多かったように思いますが、今は住宅事情、少子化等によりお雛様を飾る家庭が減少しています。私は、会場いっぱいに飾られたお雛様一体一体に、娘の成長と健康、幸せを願って購入してくれた送り手の気持ちが満ち溢れながらも、その役割を果たし、今一度、日の目を浴びる場所を与えられたことに、お雛様がとても喜んでいるように思えてなりませんでした。
準備の段階でこれだけの迫力なのですから、全ての飾りつけを終えた時のことを想像すると、今から楽しみでなりません。
上高では、久万高原町全体が学ぶ場であると考えています。今回、準備に関わってくれた、また、関わろうとしている生徒一人一人が、何かを感じ取り、新たな一歩を踏み出してくれることを期待しています。
今回、このような機会を与えていただきました関係者の皆様に、心からお礼申し上げます。
1月24日(水)、久万高原町産業文化会館で令和5年度海外研修発表会を行いました。
今回の海外研修発表会は、夏休み中に実施したドイツ・スイス等での体験・研修の成果を広く久万高原町民の皆様に還元するために行われたものです。
海外研修は、今回で3回目となりました。
発表してくれた生徒たちからは、環境保護に強い関心を持つドイツでは、「我々は地球の自然や資源を大切に扱い、美しい環境を引き継ぐ義務がある」という考えは、森づくりだけでなく、地域づくりにも、そして、人々の生き方にもつながっていた。このことは、森と共生する町づくりを進めるわが町、久万高原町にも相通じるものがあるとの声が聞こえてきたことは、大変、うれしく感じました。
初めて海を渡り、訪れた異国の地では、ゆとりと豊かさを感じさせてくれ、多くの方々との出会いがあったに違いない。それらの経験を通して、生徒たちは何を感じ、何を考えたことだろう。
このような貴重な体験を私たちに与えてくださった久万高原町の皆様、そして関係者の方々に深く感謝申し上げます。
久万高原町にある上浮穴高校では、県下唯一の学科である森林環境科の特性を生かした学校教育が展開されています。
先日、1年生の総合実習(木材加工部門)の授業を覗いてみると、木工製品(ミニSL)の製造を行っていました。
1年生も、この一年間で、ずいぶん頼もしくなりました。
久万高原町は薄っすらと雪が積もり寒い朝を迎えています。今日から明日にかけて、この冬一番の寒気が下りてくるとの予報が出ています。すでに踏み固められ、路面が凍結している箇所も見られますから、気を付けて登校してください。
今日、私が皆さんに伝えたいのは、目に見えないところ、あなたの気付かないところで、いろいろな人が気を配ってくれている、ということです。
出勤してみると、朝早く来られたある先生が、生徒の皆さんが通りやすいように除雪作業をしてくださっていました。当たり前のように登校し、当たり前のように学校生活を過ごしていますが、誰が道を作ってくれたのでしょうか。
他にも、毎朝、校舎の玄関を開け、廊下の窓を開けていただいている。消毒液が補充されている。伸びていた草木がいつの間にかきれいに刈り取られている。誰かがあなたの知らないところでやってくれているのです。
私たちは、ついつい自分のことだけを考えがちですが、いろんなことにアンテナを張って、そういうことに気付ける人になってほしい、そして、心の中でお礼を言える人になってほしい、さらに、自分も、何か、些細なことでもいいから、見えないところで、人のために何かできる人になってほしい。それが、上高がめざす、「共に創ろう誇れる上浮穴高~励ましの言葉が響き合う学舎を目指して~」なのだと思います。
3年生普通科Aコース選択科目「子どもの発達と保育」の授業で、先週に引き続き久万こども園に訪問しました。
選択生6名が先週と同じく3歳、4歳、5歳のグループに分かれて交流をしました。
園児が名前を覚えてくれていてびっくりしました!
各班、教室で先生のお話を聞いて、絵本を読んだり、トランプをしたり、おもちゃで遊びました。
あっという間の30分でした。とても楽しかったです。ありがとうございました。
「3学期は仕上げの学期」と言われますが、1月19日(金)、いよいよ3年生にとっては、最後の総合実習となりました。
愛媛県にある高校の中で唯一の学科である、森林環境科の大きな柱が、この育林班の活動です。
育林班には女子生徒も所属しており、男子生徒と一緒に楽しみながら活動しています。この日は、学校林にて、杉の倒木・枝切り・玉切り作業の実習を行いました。
担当の先生が入学時から段階を追って基礎・基本を丁寧に教えてくださっているため、チエンソーも安全面に気を付けながら慣れた手つきで使いこなします。指示された内容を的確に行えるところは、さすがは3年生です。
ですが、慣れは禁物です。
今年度の生徒の中にも、卒業後、本校で学んだ知識・技術を生かし林業の仕事に就く生徒がいます。
3年間、大事に育ててきた生徒たちと実習ができなくなるのかと思うと、教員としては寂しくなります。